在庫管理・販売管理効率化のためにERPを導入 重視したのはUI/UXの分かりやすさと操作性

製造業 GEN

株式会社MEDIROM MOTHER Labs 様

https://medirom.co.jp/
  • 導入の課題
    • 在庫管理の体系化とリアルタイム共有の必要性
    • エクセル管理の限界
  • 導入の決め手
    • 操作性の高さ
    • UI・UXの分かりやすさ
    • 自社にあったプラン選択が可能なこと
  • 導入の効果
    • リアルタイムでの在庫情報確認と共有の実現
    • CSVダウンロードやインポートフォーマット編集の利便性
    • FAQの充実によるスムーズな運用

東京都港区に本社をおく株式会社MEDIROM MOTHER Labsは、ヘルステック領域を中心とした事業を運営、現在はMOTHER事業とLav事業を展開しています。
MOTHER事業は充電不要のウェアラブルデバイス「MOTHER Bracelet」を開発し、個人向けには健康管理デバイスとして、法人向けには遠隔の体調見守りサービスとして提供。Lav事業は管理栄養士がアプリ上のチャット機能を用いて生活習慣の改善を促すサービスとなっており、健康保険組合向けの特定保健指導を中心に展開しています。

MOTHER Bracelet」は温度差発電と太陽光発電の2種類の発電技術を搭載することで充電を不要にし、24時間連続してデータを取得できることが最大の強みです。 従来のウェアラブルデバイスはデータが歯抜けになってしまう、充電による着用の離脱が起きるといった課題が上がっていたので、それらを克服した連続駆動時間が特徴の製品です。

同社は2021年に 「MOTHER Bracelet」を販売開始するにあたり、在庫管理・販売管理効率化のためにGENの導入を決定。今回は運用をご担当するMOTHERグループ ディベロップメントチームの千村様に、GENの導入により解決した課題や効果、実際の運用についてお話を伺いました。

初めての製品開発、在庫管理の壁をどう突破するか

——GENを導入される前に、どのような課題を感じていましたか?

社として初めてのものづくりだったので、在庫管理をきちんと体系化していくこと、そのプロセスを各部署とリアルタイムで共有できることが課題でした。
プロダクトの研究開発時代はそこまで品数や物量も多くなかったのでエクセルで管理していましたが、在庫状況を経理チームとリアルタイムで共有する、倉庫からの出庫情報をタイムリーに反映するといったことができていない場面がありました。

「使いやすさ」を重視したERP選定

——導入において何が決め手となりましたか?

ものづくり自体が初めてだったので、ERPはとにかく操作がしやすい、UI・UXがわかりやすいものを優先的に探していました。いくつかのサービスをデモトライアルさせていただいて、最終的にGENが最も操作しやすいという点で採用に至りました。
運用し続けられるサービスか否かという点で、「使いやすさ」は比較検討の際 特に重視したポイントです。

導入の決め手となったGENの機能・特長は、UI・UXが非常にわかりやすい設計で、運用していくイメージが湧いたこと。あとは様々な用途に合わせてプランが選べるので、当社のように製造業に特化した企業でなくても自社にあったプランを選択できる点も決め手の一つでした。

リアルタイムで在庫を見える化し、部門連携を強化

——GENのご活用状況と、導入後どのような効果を感じているかを教えてください

日々の在庫管理で活用しています。生産拠点からの納品登録や倉庫からエンドユーザーへの配送状況などを反映させることで、デイリーで在庫数が追跡できるようになりました。 導入後の具体的な効果は、当初の課題だったリアルタイムで在庫情報を確認できること、他部署へリアルタイムで情報共有することが実現できている点です。

GENの機能で良いと感じている点として、CSVで一括ダウンロードできるのは非常に便利だなと思いますし、インポートフォーマットを編集できるのも魅力的です。 また、システム系の導入には操作が難しいと抵抗感があるメンバーが多いですが、FAQなどが充実しておりスムーズに運用してもらっています。

手入力を削減し、業務効率の改善と在庫管理の正常化を図りたい

——今後、GENを活用してどのような取り組みをしたいとお考えですか?

引き続き在庫管理は行なっていきますが、帳票発行をGENの機能を用いて行なっていないので、トライしていきたいです。
また、基本的には手動入力を可能な限り減らしていき、さらなる業務効率化を目指したいと考えています。人が管理しなくても常に在庫が正常に反映されている状態が理想です。
倉庫システムとの連携やslack等のチャットツールとの連携が進むとより使い勝手が良くなると思うので、今後も機能のアップデートに期待しています。