「データ経営」への進化 生花流通の現場を支える、柔軟な情報基盤の構築

小売業

株式会社笑人 様

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  • 導入の課題
    • 事務所移転に伴う旧システムの事務手数料増など、保守・運用コストの負担
    • 自社特有の業務フローに対し、カスタマイズ性の高いシステムへの移行が必要だった
    • 経営状況の詳細な把握が代表のみに依存しており、情報の属人化が課題となっていた
  • 導入の決め手
    • 自分たちで柔軟にカスタマイズできる自由度の高さ
    • 画面の見やすさや操作性が優れており、直感的に使える点
    • レスポンスが早く信頼できる手厚いサポート体制
  • 導入の効果
    • 週次/月次での売上・仕入れ状況が可視化され、数字に基づく組織的な意思決定が可能に
    • 情報を扱えるメンバーが増えたことで属人化が解消、拠点やチーム間の連携がスムーズに
    • 抽出した仕入れデータを基に、現場のシフト調整や在庫管理を適正化できる体制が整った

導入企業紹介

主に結婚式や葬儀の生花の仕入から装花アイテムの制作、そして現場でのセッティング・改修までを一気通貫で手掛けている株式会社笑人
季節や天候、さらには世界情勢にも左右されやすい「生花」というデリケートな商材を扱う同社では、チーム一丸となって「NOと言わない」柔軟な対応力と、その先にいるエンドユーザー様の満足度を何より大切にされています。

同社では旧システムのコスト課題をきっかけに、自社の特殊な業務フローへ自在にフィットさせることができる「GEN」を導入。属人的な管理体制から脱却し、データを基点とした組織的な経営判断を実現されました。

今回は、総務・経理としてシステム運用の中心的な役割を担う萩原 由子様に、導入の経緯とその効果について詳しくお話を伺いました。

旧システムの維持コストと、自社業務への適合性

——GENを導入される前に、どのような課題を感じていましたか?

以前から他社のERPパッケージを利用してシステム化自体は進めていましたが、事務所や作業場所の移転が決まった際、移転に伴いシステム側の事務手数料がかかることが発覚。それが見直しを検討する直接のきっかけとなりました。

また、当社の業務は仕入れから制作、現場での設営作業まで多岐にわたるため、旧システムでは自社独自のフローに合わせて細かなカスタマイズを重ねていました。リプレイスにあたっても「柔軟にカスタマイズができる製品であること」を要件の一つとして検討を開始しました。

自分たちで試行錯誤できる「自由度」と、視認性の高いUI

——導入において何が決め手となりましたか?

数あるシステムの中から「GEN」を選定した最大の決め手は、自分たちで設定を試行錯誤しながら、現場の使い勝手に合わせて自在にカスタマイズができる点でした。導入時も、当社の複雑なプロセスを反映させるため最適な形へと調整を行いました。

また、同一画面内で複数の表示パターンを切り替えられるなど、情報の視認性が工夫されている点も高く評価しています。
加えて、導入後のアフターサポートが非常に充実しており、不明点へのレスポンスが早く、的確なアドバイスをいただける点も、安心して運用を任せられる大きな安心材料となりました。

代表への依存を解消し、データを基点とした現場調整を実現

——GENのご活用状況と、導入後どのような効果を感じているかを教えてください

「GEN」の導入後、最も大きな変化として現れたのは「経営状況の可視化」と「属人化の解消」です。
以前は代表のみが把握・管理していた売上や仕入れの詳細なデータがシステムに集約され、操作できるメンバーが増えたことで、チーム間の情報共有がスムーズになりました。

現在は、週次・月次単位で抽出した仕入れデータを基に、経営層や現場のリーダーが協議を行い、仕入れ調整やスタッフのシフト配置を組織的に判断しています。数字という客観的な裏付けがある意思決定が可能になったことで、より本業である制作や施工に集中できる環境が整いました。

現場主導の運用拡大と、エンドユーザーへの直接提案の強化へ

——今後、GENを活用してどのような取り組みをしたいとお考えですか?

今後は、現在は総務・経理部門で行っている花材や資材の発注業務を、制作現場の担当者自身が「GEN」を用いて直接行える体制へと広げていけるのが理想です。現場に近い人間がリアルタイムに数値を管理することで、さらなる管理の適正化を目指せるのではと考えています。

また事業面では、ブライダル事業においてエンドユーザー様との直接のお打ち合わせ段階から任せていただけるケースを増やしていきたいです。
「GEN」によってバックオフィスが強固に支えられているからこそ、これまで以上に柔軟な提案力を発揮できる組織であり続けたいと考えています。